レギュラー入れてもいいけどパワーが落ちるという話だから
ススや制御不能等の問題ではない。
むしろ制御するために各気筒に筒内圧センサとプラグ採用したわけで。
パーシャル負荷で問題なら燃料切替するほうがよっぽど難しくなる。

不可解なのは空気量の精密制御が必要でスーチャー採用したという話。
精密とはつまり安定性限界とNOx限界の挟み撃ちということだろう。
これもまた燃料可変ではより難しくなる。
そもそもスーチャーで精密制御とは一体何をするのか?
大気圧までならスロットルで調整可能。
脈動だとしてもスーチャーでどうにか制御できるものでもない。
リーンのポンプロス少し稼ぐために駆動ロスかけるのも割に合わない。
実は空気量精密制御は元から嘘っぱちで、
ただのパワー用過給器と考えれば全てに筋が通る。
過給の割にトルクが出ないからエアーサプライと呼んで誤魔化した。

前置きが長くなったがこの問題はいたってシンプル。
軽負荷で穏やかな異常燃焼を活用するようにした。
ただ従来ガソリンエンジンが抱えてきた課題である、
高負荷での激しい異常燃焼、プリイグ・ノッキングは厳しくなり、
過給やエンリッチでもトルクがさっぱり出なかった。
だから異常燃焼しにくいハイオクで稼ぐことにした。
ハイオクXでやっと2.0Gから1割ちょい増しなので、
レギュラーは2.0G同等以下でもおかしくない。
2.5Tがハイオクとレギュラーで1割落ち。

基本はレギュラーモードで、ハイオク入った自信があればハイパワーになる感じかな?