>>452
剛性が高いとSuspensionが設計通りに動くようになる

設計通りに動くためには、バネ下が軽く、かつジオメトリ通りに動けることも重要
ジオメトリ通りに動かすためには、Suspensionに余計な応力が掛からない方がいい

マルチリンクやDWボーンは、適切なジオメトリを作りやすくダンパーに余計な応力が掛からない造りになっている
例えばストラットサスは、ダンパー自体がサスメンバーを兼ねている為、コストダウンには有利だが横方向の応力をダンパーロッドに直に受ける事になり、スムースな上下動を阻害する原因になったりする

トーションビームは基本的に左右が連結しているのでバネ下重量の点で不利になる、左の影響が連結している右の車輪にも及ぶ
最適なジオメトリとも遠くなる、ただコストダウンと全体の軽量化には有利なので、小型軽量車には向いているとも言える