最後4つめが、今回の車両たちが採用しているアクティブトルクスプリット式。
軸重が重くグリップしやすい前輪をメインに駆動させるオーソドックスなタイプでもあるが、軽量かつコンパクト、作動がスムースで、燃費と安定性の両立もできる。
前後タイヤの想定以上の回転差(基本前後トルク配分は6:4)を検知すると、多板クラッチがオイル流動によって拘束される。
それが強まるほどに、リヤの駆動力が高まるとともに4輪駆動力による安定感が高まるというもの。