スバルは今4つの4WDシステムを展開する

 スバルは毎年、われわれメディアを冬季の豪雪地域に招待してくれる。
その狙いは、スバルのクルマ造りの姿勢にある。机上論ではなく、テストコースではなく、生きた道(実路)でクルマがどう動くかが大事であり、そこを考え、鍛え上げるというもの。
人を中心とするクルマ造りのなかで、結果としてシンメトリカルAWDを核に据えた。
大事にしたのは、トラクション(駆動力)とアジリティ(俊敏性)そしてスタビリオティ(安定性)だ。