カムリは北米市場だけでも1か月に平均3万台前後を安定して売るが、日本国内では、2018年度上半期(2018年4〜9月)の1か月平均で1300台少々だった。
今の国産Lサイズセダンは、クラウンなどの一部例外を除くと、大半がカムリと同じく海外向けに開発される。
月販平均が1000台以上なら堅調な部類だが、カムリの生産総数に占める国内の割合はきわめて小さい。

そして現行カムリは、2017年7月の発売時点で国内の月販目標を2400台に設定したが、
2018年度上半期は前述の1300台少々にとどまる。
発売から1年足らずで、売れ行きが目標の半数程度まで落ち込んだ。
発売時点で開発者は「新型カムリを切っ掛けに、日本でセダンを復権させたい」と意気込んだが、今のところ空振りに終わっている。