こうしたお金の管理ややり取りにおいては、民事信託(家族信託)を活用する形で弁護士に契約書を作ってもらい、信託口座の管理を厳格に取り決めるのも1つの選択肢。
家族間での取り決めやお金のやり取りは、つい口約束ですませがちで記録にも残さないことが多い。
だが、親の認知機能が確かなうちから民事信託の契約をしておけば、認知症になってからも親のお金を子どもが管理することができる。
つまり、銀行口座が凍結されてお金を動かせないというリスクを避けられるのだ。