そして、以上のことを踏まえると、

どうすれば善く生きることができるのか?という問いに対する一般的な解答としては、ひとまずは、四元徳のあり方に基づいて、

善悪についての十分な知恵と知識を持ったうえで、節制のある規則正しい生活を送り、それが自分の人生や社会にとって善い行いであるならば勇気をもって行動に移し、選択を迫られるあらゆる局面で不正を働かずに正義を行うことができれば、

それが人生の総体としての善い生き方につながっていくと考えられることになります。