高圧 (電気)


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
高圧(こうあつ)とは、直流にあっては750Vを、交流にあっては600Vを超え、7kV以下の電圧である(電気設備技術基準 第2条1-二)。これを越えるものは特別高圧(とくべつこうあつ)と称する。

また電波法施行規則第22条においての定義は交流においては電気設備技術基準と異なり、高圧は高周波[1]もしくは交流の300 Vを超える電圧としている。高周波の電気はエネルギーが高いため、防護上、商用交流よりも厳しい規程を設けている。

国際電気標準会議 (IEC) による国際規格では、直流1,500 V、交流1,000 V以上を高圧としている。