マスコミにとって日産自動車はどういう会社かといえばソニー、トヨタ、イオン、セブン&アイ、ブリジストン、武田薬品工業、マツダ、パナソニック、リクルート、花王、NTTドコモ級に「太い客」
これだけ大量の広告費をバラ撒いていたら、マスコミの日産自動車の不祥事追及は一挙に鈍るのは確実
だからマスコミもまた日産自動車擁護・検察当局批判一色になって当然

https://toyokeizai.net/articles/-/187757

・・・あと、少なくとも日本企業において広告費は「マスコミへのみかじめ料」の意味合いも含みますからねえ。

広告料が少なければ三菱自動車・三菱ふそうに限らず、シンドラーエレベーター、雪印、不二家や船場吉兆、赤福、ミートホープ、白い恋人のように、
不祥事やらかしたら最期。メディアの吊し上げに遭う訳ですから、たとえテレビ、ラジオそのものには広告料を払う価値なんて無いとわかっていたとしても黙って払うでしょう。
企業はマスコミに“カネは出すからネガティブキャンペーンしないでください”ってお願いしてるわけで「ペンは剣よりも強し」ってのは本当はこういう意味なのさ

顕著な例が秋葉原で起きた連続殺傷事件の際にマスコミが・・・・

「容疑者が人材派遣会社・日研総業の社員として派遣されていた先がトヨタ自動車の息がかかってる企業だった」
という事実を何が何でも避けようとして迷走した報道してましたよね。
合成洗剤の有害性やコンビニでの過酷な長時間労働が大手マスコミになかなか取り上げないのも、全く同じ理由

まあ、この現状を変えたいなら規制撤廃を加速させて「放送法第4条」を廃止すべきなのです
放送だけに政治的公平などの規制が行われたのは、20世紀初めには多くの国民に影響を与えるメディアはテレビ・ラジオしかなかったからだ。
だが、 21世紀の現在では地上波テレビ局は定年退職して暇はあるがカネがない高齢者だけしか視聴者がいない。だからジリ貧一方。
だからもっと放送業界に参入障壁を取り払って、規制撤廃と自由化を進めて、自由な競争を受け入れて、敗者は退場すべきなのです。

これらが日本ではできない最大の原因は放送事業が「電波利権」というゾンビ企業の既得権益と化しているから。
(ゾンビ企業は、悪しき企業、非生産的な企業の状態のひとつである)

今の日本は、世界中の投資家に厳しい目を向けられているのは当たり前です
一番やるべき事である「会社を潰す」という事をなにもしないでいるんですからね