Nibiru, The Primal Being
効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターの召喚・特殊召喚に成功したターンの自分・相手のメインフェイズに発動できる。
フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、「Primal Being Token」(岩石族・光・星11・攻?/守?)1体を相手フィールドに特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、リリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力を合計した数値になる。

2019年8月30日発売予定、KONAMIが海外向けに販売しているTCGの「2019 Gold Sarcophagus Tin Mega Pack」で収録されているカード。
光属性・岩石族という珍しい種属性の組み合わせだが、このカードで注目すべきはその恐ろしい効果である。
まずこのカードの特殊召喚方法が現環境の展開の多さに合わせた設計であり、出しやすさはそれほど厳しくない。
だがそんな緩い条件であるにも関わらず、壊獣の持つ「召喚ルールで相手モンスターを問答無用でリリース」とほぼ同じ、まず避けられない強力な除去をこれ1枚で行うことが可能という壊れっぷり。
どれだけ相手が展開していても(トークンは出るが)全てを無に還すこの海外新規のモンスターは、
遊戯王TCG・OCGという「皆が楽しく遊べるトレーディングカードゲーム」で不の感情を呼び起こし、極度なインフレへと発展する諸々の原因……「環境の加速」という点でクズカードなのだ。

ではどうすればこの環境を破壊する隕石を止めることができるのだろうか?
その答えはこのカードの使い道を模索する事で、自ずと導き出すしかない。