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ワイ「今日からヨガ始めるンゴ」
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垢版 |
2014/07/15(火) 13:07:28.61ID:1/JgQbDN
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垢版 |
2016/10/28(金) 08:45:23.91ID:79kmb6rB
・現代ヨーガの系譜 『宗教研究』2011年3月号 伊藤雅之 愛知学院大学


1990年代後半以降、身体的ポーズ(アーサナ)に力点を置いた現代ヨーガは、アメリカ、イギリスをはじめとする世界各国で流行し、現代社会に広く浸透するスピリチュアリティ文化の主要な担い手となってきている。
アーサナを組み合わせた体操は、ヨーガの実践者、とりわけ熱心な実践者にとってはスピリチュアルな探求として捉えられる場合が多い。

そもそも現代ヨーガは、いつ、どのように発展したのだろうか。

現代実践されている(ヨーガの)アーサナの大半は、十九世紀後半から二十世紀前半にかけて西洋で発展した身体文化を強調する運動に由来する。
この身体文化は、キリスト教の伝導活動であるYMCAによって、またイギリス陸軍によってインドに輸出された。
その後、インドの伝統武術と融合し、伝統的な「ハタ・ヨーガ」の名のもとに(を自称して)まとめられた。
それが現代のアーサナの起源である。

つまり、今日世界的に流行しているヨーガは、『ヨーガ・スートラ』に代表される古典ヨーガや中世以降に発達した(本来の)ハタ・ヨーガとの結びつきは「極めて」弱いと言えるだろう。

現代ヨーガは、1920−30年代頃に、「現代ヨーガ」の父と呼ばれる、T・クリシュナマチャリア(1888−1989)によって行われた。
彼は、西洋の身体文化から発生した数多くの体操法を自らのヨーガ・クラスにおいて積極的に採用し、それをインドの伝統的ヨーガであるハタ・ヨーガの技法として確立(自称)したのである。
同時に、その理論的基盤としてヴィヴェーカーナンダをはじめとするヒンドゥー復興運動の思想および『ヨーガ・スートラ』を援用した。つまりクリシュナマチャリアによって、西洋式体操がヨーガに仕立て上げられたのである。

http://ci.nii.ac.jp/naid/110008514008
0208Yogi
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2016/10/28(金) 08:46:25.99ID:79kmb6rB
クリシュナマチャリヤ  Krishnamacharya (1888-1989)

近代ヨガの父と言われるヨガ指導者。日本ではあまり知られていないが、世界中に拡がるヨガブームの礎を築いた人物。
その弟子は、アシュタンガ(ヴィンヤサ)ヨガのパタビ・ジョイス、アイアンガーヨガのB.K.S.アイアンガー、インドラ・デヴィなど。
アーサナを中心とした現代のヨガは、直接または間接的にクリシュナマチャリアの影響を受けている。
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2016/10/28(金) 08:47:30.83ID:79kmb6rB
・ヨガの大いなる真実 マーク・シングルトン

「冬の薄日がケンブリッジ大学図書館の高い窓から差し込み、一冊の黒い革の装丁をほのかに照らしていた。
私は本のページを操りながら、馴染みのあるポーズをとっている男女の写真の数々を眺めた。
戦士のポーズ、ダウンドッグのポーズ、ウッティタ・ハスタ・パダングシュターサナ(手で足の親指をつかむポーズ)、
次のページにはヘッドスタンド、ハンドスタンド、スプタ・ヴィラーサナ(横たわった英雄のポーズ)......
あたかもアーサナのテキストに載っていそうな写真だ。

だが、それはヨガの本ではなく、20世紀初頭のデンマークで生まれた体操、「プリミティブ・ジムナスティクス」についての記述だった。

その日の夕方、自分のヨガクラスで生徒たちの前に立ちながら、私はさっきの発見を思い返していた。
いま自分が教えているヨガのポーズのほとんどが、1世紀ほど前にひとりのデンマーク体操の先生が考案したものと同じだなんて......。
その人物はインドに行ったこともなければ、アーサナを習ったこともない。
それなのに5秒カウントから腹部の「引き締め」、ポーズからポーズへのダイナミックなジャンプ移動まで、すべてが驚くほどヴィンヤサヨガに似ていた。
それらはどれも私が知っているものばかりだ!

時が過ぎても好奇心は収まらず、もっと調べてみることにした。
そこでわかったのは、このデンマーク体操が19世紀にヨーロッパ人の運動法を大きく変えたスカンジナビア体操のひとつであることだった。
スカンジナビア体操はヨーロッパ各地に広まり、陸海軍をはじめとして多くの学校での身体訓練の基本となった。
そしてその流れはやがてインドにもたどり着く。YMCAインドの調査によれば、1920年代に「プリミティブ・ジムナスティクス」は
インド亜大陸でもっとも人気のあるエクササイズのひとつで、その上をいくのがP.H.リングが開発したスウェーデン体操だったという。
私はいよいよ混乱してしまった」
0210Yogi
垢版 |
2016/10/28(金) 08:48:37.08ID:79kmb6rB
かくしてシングルトン氏は 「もし日々実践しているヨガが由緒ある古代インドの伝統でないとしたら、いったい私は何をやっているのだろう?」
という疑問に突き動かされて独自の調査研究を開始していく。

数々の文献:「ヴェーダ」「ヨガ・スートラ」「ウパニシャッド」「ヨガ・ウパニシャッド」「ゴーラクシャ・シャタカ」「ハタヨガ・プラディピカ」etc.

数々の先人たち:スワミ・ヴィヴェーカーナンダ、スワミ・クヴァラヤナンダ、T・クリシュナマチャリヤ、K・パタビ・ジョイス、B・K・S・アイアンガー、インドラ・デヴィ、T・K・V・デシカチャー etc.

「ヨガの歴史を掘り下げて調べていくうちに、パズルのピースが少しずつ埋まりはじめ、ようやく全体図が見えてきた」

そして、驚くべき真実(彼曰く)を発見します。
「近代ヨガのアーサナはインド生まれではない!?」

「クリシュナマチャリヤはダイナミックなアーサナ練習法を考案した。それは主として、身体鍛練の時代精神に寄り添うインドの若者に向けられたものだった。
クヴァラヤナンダの練習法と同じく、ハタヨガとレスリングの鍛練法と、近代ヨーロッパ体操を組み合わせたもので、それ以前のヨガの流儀には見られないものだった。
 こうした実験がやがていくつかの現代アーサナ練習法へとつながっていったが、中でも特筆すべきは、今日アシュタンガヨガとして知られるスタイルだ。
この練習法を用いたのはクリシュナマチャリヤの豊富な指導歴の中ではごく短期間だったが、結果的にはこれがヴィンヤサ、フロー、パワーヨガなど
アメリカのヨガスタイルの誕生に大きな影響を与えることになった」

「つまり、近代ヨガとは、ヨガという大樹に新しく移植された接ぎ木にすぎないと。(中略)ヨガを数多くの根や枝をもつ古代の大樹と考えることは、真の”伝統”に背くことでもなければ、ヨガと称するものをすべて無批判に受容することでもない」
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