■インドネシアの死者832人に 地震、津波の犠牲者増える恐れも

インドネシア・スラウェシ島中部中スラウェシ州で28日に相次いだ地震と津波で
国家災害対策庁は30日、死者が832人に上ったと明らかにした。
被災地の通信状態が悪いため被害の全容が把握できておらず
犠牲者はさらに増える恐れがある。

国家災害対策庁によると、28日午後、中スラウェシ州で
マグニチュード(M)7.5と6.1の地震が相次ぎ発生。
島西岸の湾の海底で地滑りが起き、津波を引き起こしたとみられる。

津波被害は同州のパルとドンガラの沿岸部で特に大きく
地元メディアによると、沿岸で多数の遺体が確認された。