まず松茸なんて現状、世界的には靴下の臭いだの革靴の臭いだの言われて、日本人以外からは見向きもされない不人気食材。
その日本の飼料自給率は農水省発表で27%。日本なんて世界的に見たら飼料を作る農民が極めて少ない国。
だから松茸生産量を上げるための職業対策なんぞ最優先で語っても、世界には通用しない。最優先に語るべきは、穀物メジャーがいるアメリカなどに視野を向けた対策。
そんなアメリカは日本より失業率が高い。飼料穀物農家の強制転職がスムーズに進められるくらいならその前に現状の失業率をなんとかできてるはず。
つまり困難を極める事は必至。
更に林業は、土や泥にまみれ、山道を一日中歩かされ、倒木の下敷きだの斜面からの滑落だの、重労働による熱中症だの疲労による身体機能低下だの命の危険に晒される、汚いキツい危険の三拍子揃った典型的な3K職種。不人気で当然。
不人気職種の人口を増やして、更に現状でさえ困難な失業率対策もなんとかして、その上困難な革命も成功させて、なんて茨の道もいいところ。反発食らって当然。
松茸だの林業だの言ってる奴は現状を直視できない、脳内お花畑の単なる理想主義者。>>192の言葉を借りれば、まさにお坊ちゃまもいいところ。
自分が正しいとガチで思ってるなら、実際に日本の林業人口くらい増やしてみろって話。できるもんならな。
まず3K対策から抜本的対策が思いつかないと無理だな。