沖縄タイムス 2007.07.10
県内男性の平均寿命が全国二十六位に下がった「26ショック」に続き、
長年一位を守り続けている女性も、その座を明け渡す可能性が高まっている。
要因はさまざまだが、食生活の欧米化などによる生活習慣病の増加は、
その大きな一つとされている。
そんな中、明るい話題が本紙七日付朝刊の地方版を飾った。

お嫁さんが三代続けてカジマヤーを迎えた豊見城市、真玉橋の比嘉家の記事だ。
比嘉ウシさんは九月に数え年九十七歳のカジマヤーを祝った。
孫の豊さん(37)によると、八月末に体調を崩して入院したが、
ウシさんは九十歳まで病院の門をくぐったことがほとんどなかった。
そのウシさんの義母ウトさんは享年百四歳、義祖母のヒデさんは享年九十九歳だったという。
まさに、長寿県ならではのエピソードといえる。
それにしても長生きの家系の話は耳にするが、
外から嫁いで来た女性陣が世代を超えて長生きするのは珍しい。

長寿の秘訣を尋ねると、豊さんは因果関係は明確ではないと断った上で、
菜食主義と粗食を三人の共通点として挙げた。
ウシさんは朝昼晩必ず野菜を口にし、その量も「半端ではない」(豊さん)。
「同じ家の中でお嫁さんは義母に合わせた食生活をしてきた。
その連鎖が続いたことがわが家の三代のお嫁さんの長生きの秘訣かもしれませんね」と説明する。
比嘉家の話題は、各人の体に合った健康的な食生活を長年続けることは
長寿の主要因なのだとあらためて認識させてくれる。


ドラマにもなった梅ちゃん先生はベジタリアン
“その道の現役最高齢女性”長寿の奥義(7)95歳内科医の場合
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150927-00010000-jisin-soci
 長生きのために“肉を食べる”人も多いが、梅木さんはベジタリアンの生活を続けている。
「私は肉や魚はほとんど食べません。おかずは家庭菜園で作った野菜や、知り合いの淡路島の農家から旬の野菜を送ってもらい、
料理を作っています。パンとご飯のほかは、野菜を食べている感じです」
 食材だけでなく味噌や塩などの、調味料にも気を使っている。
「冷蔵庫には手作りのものなど、4〜5種類の味噌があります。塩はミネラル分が豊富な岩塩を使っています。醤油はあまり使わず、
代わりにポン酢を使い塩分を控えるようにしています。自然食にこだわっているわけではありません。単に“昔の生活”を
追い求めているんだと思います。そして同じ食べるならなるべく“本物”を食べようとしているだけだと思っています。それに、料理は
頭を使うので認知症の予防にもなります。料理をする人としない人では、認知症になる確率が3.3倍も違うそうですから」
 日々の生活の積み重ねが、長寿につながっているようだ。


インドのボディービルダー「ポケットヘラクレス」、104歳で死去
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160606-00000038-jij_afp-int
アイチさんの息子のマノジ・アイチ(Manoj Aich)さんは「父はよく、規律とは自分自身の内側に根差す
と言っていた。父は腹筋運動や腕立て伏せなど、厳しい運動メニューを自分に課していた。
食事は牛乳に果物、野菜、それに米や豆類と魚とシンプルで、それで健康だった。
たばこも吸わず、酒も飲まなかった」と語った。


ファウジャ・シン
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百歳超でフルマラソン完走してるベジタリアン