浅田舞・オチョ、世界選手権を前にキンタロー。・ロペスに完敗

浅田舞と“オチョ”こと進藤学が、24日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、いきなり世界の壁にぶつかった。

番組発の社交ダンスのペアとして「世界選手権」出場の切符を手にした浅田とオチョ。だが開催1ヵ月にパートナー解消の危機を迎えてしまう。そこで山本英美監督の発案により、かつて同じく「金スマ社交ダンス部」で活躍した、キンタロー。とロペスのペアを緊急招集。世界選手権のわずか2日前、2組だけで競うスペシャルマッチを開くことに。

 ただし判定を務めるのは日本ダンススポーツ連盟の公式審判員3名という本格的なもの。戦う種目はサンバ、チャチャチャ、ジャイブの3種目。

 2017年の「マイアミ世界選手権」第7位というキンタロー。・ロペスのペア。2人は5年のブランクがあるにも関わらず、わずか1ヵ月で調整してきた。一方、浅田・オチョペアも、世界の舞台で踊った先輩ペアを倒すという目標を前に練習に励んだ。

 1種目目、先に踊ることになったのは浅田・オチョ。彼らは会場の雰囲気に飲まれたのか、リズムがつかめずミスを連発。対して後攻のキンタロー。ロペスペアは1種目目からエンジン全開。会場を自分たちのものにした。そんな3種目対決の重要な初戦、ジャッジは3人ともキンタロー。・ロペスペアにポイントを投じた。

 次を落とせば敗戦が決まる浅田・オチョペアは2種目目のチャチャでは立て直し、見違えるほどのパフォーマンスを見せた。このダンスに触発され、完全にスイッチが入ったキンタロー。・ロペスペアも健闘。そして3種目目も同じように行われたが、結果はキンタロー。ロペスペアが3戦全勝。ジャッジが3人とも、すべての種目で彼らに得点を入れていた。

 山本監督は世界選手権出発前夜、完敗した浅田・オチョペアを呼び出し、最後のレッスン。その鍵となるのは、オチョの浅田への信頼感だという。彼女を守らないといけないと思うあまり、縮こまっていたオチョだったが、監督のアドバイスにより覚醒。動きもダイナミックなものになっていた。次週ポルトガルでの世界選手権のもようが放送される。