とある社交ダンサーの意見

二人のダンスを見ていて
オチョは見るたびに
上手になっているのが分かります。
それは振りだけでなく
基礎の身体の動きが
身に付いたうえでの成長。

一方の舞ちゃんは
その成長にずいぶん
引き離されているな
と印象を持ちました。
オチョが
「引っ張るっていうけど
それは舞ちゃんにも原因がある」
っていうのを聞いて
そうなんだろうなっていうのは
踊りを見ればわかる。

競技に出るからには
上手になりたいと思って
練習をする。
その熱量が違うと
高い方はもどかしさを感じるし
相手がサボっているように見える。
そんなに情熱ないのかな
って思えちゃう。

二人のリード&フォローを見ていて
オチョがもどかしさを
感じているのが
伝わってきます。
私のバランスを崩さないで!
っていう思いが舞ちゃんには
あるんだろうけれど
オチョはバランスをとれた上で
一人ではとれない
バランスを作っていくところに
行こうとしているように見えた。

実際そこまでいかないと
本当の意味で
勝つことはできないから。
でも舞ちゃんは
「私がちゃんと
踊れなくなっちゃうから
干渉しないで合わせて」
っていうスタンスなのかしらと。
「それなら一人でこの企画やったら」
っていう言葉は
言ったらだめなやつだよなあ。

やっぱりただの番組だったのかよ
って見ててさめた。
ダンスが大好きだったら
あの言葉は出ない。
自分がやりたいから
挑んでいる人の言葉じゃない。
どちらが、という視点を離れ
パートナーシップとして見ると。

パートナーシップでは
片方が先へ先へ進もうとすると
もう片方はおいていかれた気がして
もっと私の方を見て
もっと感じて共有してって思う。
あの二人の場合、
オチョの方が
一人で前へ前へと気が進み
舞ちゃんの気持ちを
感じようとしなかったんだろうな。
でもって
秀美せんせは舞ちゃんの
肩をもった立ち位置?
裏でオチョへの
フォローがあったと思いたい。

舞ちゃんにもう一度
楽しいと思わせてあげて。
これもな~~。
オチョが自分から言ったなら
カッコいいけれど。。。
わがまま泣き虫お嬢様の
ご機嫌を周りがとって
フロアに立たせている。
どうしてもそう見えちゃう。