>>398
「付き合いのある方とそうでない方ですと受け止めかたがまったく違います。ダイアナさんとお会いしたと申しますか同じ場所にたまたま居合わせたというのは二、三回。お葬儀などの機会です。短いあいさつを交わしのは八六年にチャールズ皇太子とダイアナさんが来日した際に、当時の東宮御所を訪問された時ですが、お目にかかって言葉を交わしたのはこの時だけです。チャールズ皇太子ご夫妻はもっぱら両親と話しておりましたし、私はそばでそれを聞いておりました。妻はダイアナさんと話したことはないと思います。ですから亡くなったことがテレビで流れたと聞いた時も、お気の毒だとは思いましたが、その事実を確認したということだけでした」
江森敬治著『秋篠宮さま』より