――では、お芝居との向き合い方で、特に変わった点はどんなことですか? 子役時代はともかく、ここ10年での変化は?

三浦:オンとオフの切り替えは上手くなったかもしれないです。以前は、役に没入するあまり、私生活をないがしろにしてしまうことがあって。日常生活でふと我に返ったとき、「もっと家族や友人や恋人に対して誠実に向き合わないと、人としても役者としても成長できないんじゃないか」と反省したり(苦笑)。