ドッキリに出てほしい
打ち合せ
「宮本さん、あの、デーモン小暮閣下とデュエットしてほしいんですけど」
「あ、はいいいですけど」
「曲はですね、聖飢魔IIの往年の名曲をという事なんですが」
「聖飢魔IIの? あ、はいわかりました」
「蝋人形の館というやつです」
「え、あ、はいわかりました」
当日
閣下「宮本くん、せっかくだからメイクもしようよ」
「え、メイクですか? あ、はい…」
閣下「あとセリフの部分もよろしく」
「セリフですか?」
閣下「お前も蝋人形にしてやろうか〜!!!って」
「お前も蝋人形にしてやろうか〜」
閣下「もっと悪魔的に!」
「お前も蝋人形にしてやろうか〜!」
閣下「もっと!」
「お前も蝋人形にしてやろうか〜!!」
閣下「よし!よろしく!」
本番
聖飢魔IIバリバリのメイクでスタジオに現れる宮本
そして…
「お前も蝋人形にしてやろうか〜!!!」
ドッキリグランプリという横断幕現れ演奏停止
「えーーー! ちょっと!え? ドッキリ!? え、まさか閣下?」
閣下「宮本くんごめんw」
「ちょっと勘弁してくださいよーもー!! おっかしいと思ってたんだよもー!!!」