長くなりますので、興味のある方だけお読み下さい。
川崎さんの時も「人の道に外れた」とかいう状況ではない。
川崎さんとやっていた演劇の時期は、尾崎さんの衝撃的な死の報道の直後。
当時一緒にやっていた複数の人の証言では、報道を知った由貴さんは演劇のセリフ以外は心神喪失状態で、
ずうっとぼんやりして遠くを見ていたという。
川崎さんは今でこそ被害者のような顔をしているが、そんな由貴さんを見て、芝居の間中、ずっと口説いて
横からささやいていたという目撃談がある。
名うてのプレイボーイが、このような状況の隙のある人を放っておかない。
このような人についていったしまったことは愚かだが、自分には責められない。
ただ由貴さんの失敗はこんな状況でも会見し、全部自分の責任として謝ってしまったこと。
その記録はずっと残り、ことある事に衝撃的な部分だけ抜き取り報道される。

このような人が人の道に外れると言うなら、プレイボーイに引っかかった多くの人は皆、人の道に外れるのか。
別に奥さんから略奪しようとした形跡もない。逆に川崎・カイヤ夫妻はこの事件をきっかけに
芸能界に売り出し、現在もそれを売り物にして残っている。
むしろ野に迷って衰弱したところ、野犬に噛まれた事故のように思える。

そして今回の3回目。
今回はあまりにも愚かで、自分もしばらく信じられなかったが(今もあの写真は何か事情があると思っている)
ただ息子の急病を救ってくれ、減量の指導アドバイスを含めて相談に乗ってくれるカウンセリング医が下心を持ったら
信頼しきっている患者は応ぜざるを得なかったのかもと思う。
ただ2点、由貴さんの最悪の失敗は指摘したい。
1点目はいくら親しくなっても、往診医として家に入れたこと。たとえ世間では目立つとしても、医院で診療を受けるべきだった。
2点目は長く続いたこと。切る機会、やめるタイミングは何度もあったはずなのに、だらだら続いてしまったこと。
(モルモン教が子供を作る以外は夫婦の肉体関係を認めないというなら、それも異常だと思うが)

今回の酷い衝撃について、ただ一つ言いたいのは、由貴さんは「分からないと思ってたかをくくっていた。」のでは無いと思う。
文春にかかれた医師の切符が取れないとしてコンサートでもめた話、あれは文春の数か月も前、雑誌にその時点でA氏として書かれていた。
雑誌に書かれるぐらいだから東宝芸能や由貴さんの耳には入っていたはず。でも切れなかったのはなぜか。
自分が思うには、由貴さんの心の中で、表面上は医師を慕う気持ちが強かったが、潜在意識の下では家族への罪悪感、そして信頼を裏切った
医師とそれを受け入れてしまった自分への強い怒りと憎しみがあり、心の底では罰を受けたいと強く思っていたような気がする。
そして尾崎さんを助けられなくて自分だけ幸せになってしまった後悔、これが自虐の炎となって今回の暴走に走らせたと思うのは妄想だろうか。

でもそんな破滅型の人だからこそ、自分は由貴さんに幸せになってほしい。
破滅型の人が破滅してはつまらない。天賦の才で驚くような逆転を夢見ている。