週刊現代2006年8月19.26日創刊号「GLAYの真実」

「13年前、無名の彼らと契約を結び、94年にデビューさせて育て上げてきました。『GLAY』の4人とは家族同様に付き合ってきました。それなのに、なぜ彼らは豹変したのか」
音楽事務所『アンリミテッドスループ』の眞下幸孝代表(54才)はこう嘆く。
90年代に一世を風靡し、ビジュアル系バンドの中では最も成功した4人組『GLAY』。去年5月に所属するアンリミテッドから円満独立したはずだが、ここ1年は活動停止状態になっていた。眞下代表は続ける。
「わが社は近年、所属アーティストの「175R」らを分社化のような形で独立させ、彼らの楽曲の著作権だけを所有するという企業改革を進めてきました。GLAYも同様に合意の上で独立したのですが、去年末に突然『独立して曲の著作権も我々に移った』と主張してきたのです。」
これが原因でGLAYはアンリミテッドとモメて、活動ができなくなったようなのだ。同社の代理人、田中森一弁護士が言う