ナラタージュまた見直してみようかな
本当にいい映画だった

ナラタージュ行定勲監督インタビュー
「葉山先生はものすごく大切なものを扱うような触れ方をするということを、極端に意識して松本くんに演じてもらいました。
ふたりの肌と肌が重なってる間に感情がものすごく結び付いてるような、もしかすると相手の感情を締め付け過ぎて、息苦しくさせているくらいの気持ちとか、そういう感情ベースで作りたいと考えていました。
緊張や恥ずかしさといった心の動きは、ラブシーンに慣れていない有村さん自信にそのまま重なっている気がしたので、そのまま生かすことを念頭に撮りました」

ダ・ヴィンチ 2017年11月号
松本潤×有村架純
松本 「言葉数が少ない葉山の感情がむき出しになるのは、ラブシーンだけ。自分の想いを語るのが極端に少ないキャラクターなだけに、あのシーンは観る人の印象に強く残るんじゃないかと思います。」
有村 「泉にとっては、はじめて葉山先生の思いや考えを海辺で聞いたあとで、それを理解したうえでの最後のわがままがあのラブシーンだったのかなと。
もしかしたらそのときだけは、自分を見てくれるかもしれないと思ったのかもしれない。」
松本 「切ないよね……。」
有村 「本当に。後々虚しさが残るだけなんだけど。」