https://www.asagei.com/78153

シビアな堅実派でありながら、見栄っ張りでもあり、

「さすがに最近はガラス張りのトラックの荷台に嫁入り道具を積んで‥‥ということはなくなったようですが、結婚披露宴では相変わらずお菓子をまいたり、高級ブランド品をそろえたり。
名古屋の女性はブランドもので着飾り、美容院やエステに通って自分を磨きますが、目立ちさえすればいいという考えが強いのでトータルバランスが悪く、どうしてもダサくてケバくなる。
加えて名古屋は、よそ者を排除してきたため、他の地域のおしゃれに染まらなかった。
それが独特のファッションセンスを形成したと考えられます」(矢野氏)
披露宴会場で派手に菓子をまく一方、食べきれなかったものはタッパーに入れて持ち帰る。
これもまた、象徴的な「見栄っ張り」と「ケチ」の共存である。