週刊新潮 2005/6/16日号より

昨年9月、大阪拘置所で死刑を執行され、怪物・宅間は この世を去った。
おそらく拘置所の彼にとって意外だったのは、女性から求婚され、結婚
できたことだろう。獄中結婚した30歳代の妻は、絞首刑のロープの跡が
くっきり残る宅間の遺体にすがりついて号泣し、一晩、遺体の横に布団を
敷いて、添い寝をしたという。

 宅間の骨を4つの骨壺に入れて、火葬場から すべて持ち帰った妻は、
近く、海の見える自分の故郷に、宅間の墓を立てるつもりだという。