>>513

石左. 2017/11/27
メンヘラのみなさんにaikoを勧めたいのです。

おいメンヘラ!!今日も腕切ってるか!!

自分、世の皆さんがどんな音楽が好きでどういう構造からその音楽を愛聴しているのか。そんな一文にもならないことを日夜趣味で考えているんですけれども。最近はみなさん歌詞、特に不穏の影を落としたハッピーエンドの見えない悲恋を歌った歌詞にご執心のようですね。

自分の事ばかりで情けなくなるよ
君が泣いているのはわかっているのにね
苦いお酒と一緒に飲み込んでみるけど
帰りに駅のホームで吐いた
帰りに駅のホームで泣いた

サブカル精神病院こと、クリープハイプより。そりゃこんな救いのない言葉毎日耳に流し込んでたら、インスタのストーリーも血と錠剤まみれになりますわな。

クリープハイプ、My Hair is Bad、yonige、僕も好きですけどね。その地平から鑑みれば踏むべき轍が別にあるだろうと。

aikoです。今日はメンヘラのみなさんにaikoを布教しようと、手紙をしたためている次第でございます。

aikoを聴かずして邦楽の何がわかろうか。数I飛ばして数IIに挑むような、非常に不安定な状況にあなたは置かれています。
あなたに必要今なのは若手のインディーズバンドでも、彼氏が聴いてる洋楽のヒットチューンでもありません。
aikoです。恋に悩む人間がまず手に取るべきはaiko。

思うに、上に並べたようなバンド音楽の恋模様は少々発展的すぎると思うんです。
だからお前らは「フォトグラファーの彼氏に実は妻子がいた」みたいなテクニカルな恋愛しかできないのだ。技術点、芸術点ともに10。
見てる側からしたら素晴らしい。
しかしそんなトリプルアクセルみたいに捻じれた恋じゃ人間幸せになれない。

そんなわけで恋愛の氷上をツラツラと滑りまくるメンヘラのみなさんに今回はaikoを届けにきました。
聴け。そして学べ。幸せに、なれ。