和田アキ子が歌謡界の“裏金事情”をテレビで暴露し関係者が激怒





 これまでも舌禍問題をたびたび起こし、批判が相次いだ歌手和田アキ子(67)が、今度は芸能界の裏事情を暴露し、波紋を呼んだ。
 問題となっているのは、1月27日に放送されたトーク番組「ダウンタウンなう」(フジテレビ)、
1月29日に放送されたトーク番組「八方・陣内・方正の黄金列伝」(読売テレビ)での発言だ。
和田は「八方……」番組で、歌謡賞について自身が所属しているホリプロはクリーンだが、
他の事務所は「昔はもう、リンゴ箱の下にさあ、札束があったりとかっていう噂だよ」と、裏金が動いていたとほのめかした。
 関係者は「和田の発言に、名前を出された賞の関係者はカンカンです」と激怒しながら言った。
「『日本レコード大賞』と『日本歌謡大賞』の名を出して、袖の下を渡していると言ったんですよ。
しかも、歌謡界では古株の和田が、です。それをカットせずに流した読売テレビにも非難が集まっています」
 これだけではない。和田は紅白に落ちたことについても事実を受け入れられず、
ホリプロ幹部から「大人になりなさい」と説得されたというが、「子どものまんまでいたい。こんな大人、嫌です」と反発。
「ダウンタウンなう」でも「去年は出していただくと全部でちょうど40回だった」「もうちょっと大人の対応をしてほしかった。
やっぱり、持ちつ持たれつやったから」と、NHKへの不満を爆発させていた。
「和田としては、NHKの歌番組に“安いギャラで出てやって貢献してきたのに、裏切られた”
と言いたいのでしょうが、今まで出してもらえただけでも御の字。NHKだって視聴者からの“出すなコール”には逆らえません」(音楽関係者)

 和田アキ子の舌禍、裏金暴露問題で、芸能界では一悶着あるのではとされる重大な出来事が待っている。
 今年の6月に、2年に1度の日本音楽事業者協会会長選挙が行われる。
 堀義貴ホリプロ社長(50)が3選なるかどうか注目されるが、和田アキ子の裏金暴露で堀会長の3選が微妙な情勢になった。
 松浦勝人エイベックス社長(52)や本間憲レプロ社長(57)、渡辺ミキ渡辺プロダクション社長(56)らも候補にあがるが、松浦は日本レコード大賞の裏金疑惑の渦中にあるし、
本間は能年玲奈(23)やマギー(24)の問題、渡辺ミキは成宮寛貴(34)引退問題を抱えている。
 レプロ所属新垣結衣(28)の快進撃で、ホリプロ所属の綾瀬はるか(31)、石原さとみ(30)女優2人の仕事に影響が出ている。
和田の舌禍、暴露発言が続けば、綾瀬はるか、石原さとみまで、追いやられる。
 67歳にして“子供のまんまでいたい”のは勝手だが、一連の言動はあまりにもイタイ。紅白歌合戦出場歌手として、恥ずかしくないか。