鈴木といえば、NHK大河ほか数々のドラマや映画に出演するなど、大女優の地位を築いたベテランである。
だがこの関係者は「今回のドラマ撮影を担当することになった監督は『ババ』を引いてしまった。まったく、気の毒としか言いようがありません」
と嘆いて、その理由を次のように説明するのだ。

「共演者の1人が染谷将太(23)だったのですが、1人2役を演じるということで、監督はフケメイクを施すことにしました。
ところが鈴木に『それはおかしい』とクレームをつけられたのです」

いったい何が気に入らなかったのかわからないが、大女優のクレームはさらに続き、それはキャスティングにも及んだという。

尾美としのり(49)を出演させようとしたところ、なぜか「そんな人はダメ」と、鈴木からNGが出たのだ。ドラマ関係者が憤る。

「鈴木は台本を読んで、『この役は誰がやるんですか』と監督に聞き、それが尾美だと知ると、『それはおかしいじゃないですか』と言ったそうです。
普通、いくら主演だといっても、一女優がキャスティングに口出しするなどということはありえない。


監督なりプロデューサーなりキャスティングディレクターなりが決めるものでしょう。おかしいのは彼女のほうですよ。
過去に尾美と何かあったのかどうかは知りませんが、年上の先輩俳優にダメ出しするとは。尾美は鈴木に拒否されたことは知らないと思いますが‥‥」



この撮影ではさまざまなことについて、鈴木にお伺いを立てないとコトが進まない状況だったようで、監督は「こんなことがあるなんて信じられない」と、驚きと怒りをあらわにしていたという。


鈴木のこうした「女王様」ぶりは、監督の間ではつとに知られた話のようで、さるベテラン監督も最近、鈴木を起用したドラマの撮影を行った際に、
「かねがねそういう噂は聞いていた。『女ヒトラー』だとね‥‥」



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