メモ帳に残ってた 誰かこれで一本書いてくださいお願いします

妄想ルーミア三部作導入

・吸血鬼異変
――吸血鬼は、闇の中から現れた。
幻想郷に降り立った闇は、カリスマと呼ぶに相応しかった。
多くの妖怪が惹かれ、従っていった。
強大な力を前に、巫女は苦戦を強いられた。
そんな巫女を見かねてか、幻想郷一の妖怪は、重い腰を上げた。

・吸血鬼異変 後日談
封印された闇は、大きな力と記憶を失った。
残る吸血鬼達とは様々な禁止事項を決めた契約を結ぶこととなった。
その席で、幼い吸血鬼は「この異変は私が起こしたことにしなさい」と言った。
賢者は承諾し、この異変は幕を閉じた。

・東方闇異変
夜から光が奪われ、常闇が訪れた。
闇の復活に妖怪は歓喜し、人間は項垂れた。
闇は妖怪達から好かれていた。
闇もまた、妖怪達を好いていた。
異変に気付いた人間を、阻む妖怪がいても当然か。
人間と妖怪の戦いも、闇の中へと消えていく。

闇は、刻々と幻想郷を呑み込んでいた。