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「Scarlet Alchemy」購入した

主人公が紅魔館で性的虐待を受けるエロサウンドノベル

ある時、パチュリーの力によって腰布いっちょの姿で紅魔館に召喚された男は、
おぼろげな心象風景を除いて、自分の名前も思い出せないほどの記憶喪失にあった
突然の出来事に戸惑い、「おうちに帰して」とパチュリーに懇願する主人公だったが、
そんな願いが聞き届けられるわけもなく、紅魔館の主、レミリアの前に引ったてられると、
「お前は食料(血)兼大人のオモチャとして使うため紅魔館に召喚された家畜人なのだ」と、
衝撃的な事実を告げられる

かくして紅魔館で飼われることになった主人公は、イヤイヤ言いながらおぜうに逆レを食らい
咲夜さんにちんこしゃぶられながら目を覚ますなどの精神的苦痛(大嘘)を食らううち、
おもむろに「記憶が無いのに外界に帰ったって仕方ない。記憶が戻るまで居座ってやる」と
言い出すまでのメンタルの向上を見せ(二日目)、ただの家畜から珍しい事を言う家畜へと
昇進を遂げるのであった

続きは、時間がある時にちょこちょこやっていく

このままレミリア達を逆に調教する立場に上り詰めるのか、イチャラヴ大団円のすえ
惜しまれながら紅魔館を去るのか、はたまた不興をかってぶっ殺されるのか
いずれに転んでも不思議でない展開ゆえ、先行きに対するワクワク感が高い

サウンドノベルとして見る本作は、非常に優秀だと思う
文の長さが読んでいる分には適切で、テンポも悪くない。立絵も感情表現の汎用性が高い
エロサウンドノベルにありがちな、エロシーンの過剰演出が無いのも、非常にポイント高い
とかくぼくは、射精シーンとかの無駄な画面フラッシュの連続、そして連続ウェイトとかが
極めて大嫌いである。本作はそういうのがあまり苦にならないレベルなのでありがたい

ボイス付サウンドノベルとして見る本作は、「危なっかしい」と評さざるを得ない
例のホモ達に見つかったら、確実にもてあそばれそうな、非常にきわどい技術水準である
中でもレミリアの「かつぜつ」は"残忍で冷徹な内容"とか、そんなんじゃない所でヒヤヒヤする
そんなレミリアに長文台詞があてがわれた際には制作者の無配慮な行いに義憤を覚えるし、
無事言い切ったあかつきには、娘が運動会のかけっこで1番になった時のごとき歓喜を覚える
(娘いねえ、てか独身だけどな)

個人的には、パチュリーとレミリアの声優さんは逆でもよかったんじゃないかと思われてならない
レミリアの声優さんが、小声で自信なさげにポソポソしゃべったら、きっとかわいいと思う
微妙な歌唱力で童謡「かごめかごめ」を披露してくれたフランちゃんの、ザ・ロリみたいな声は好きだった

ストーリーしては、先般プレイさせていただいた「eratohoリバーシ」に通じるところがあり、
拉致監禁された主人公が東方キャラに罵詈雑言や性的虐待を浴びせられながら
3食と衣食住をお世話してもらう、M向けなのかモノグサなS向けなのか、ちょいちょい
嗜好判断に悩まされるタイプの作品だと感じた。冷徹な笑みを浮かべ、主人公なんぞ
犬猫と変わりはないとまで豪語するレミリア達であるが、現実世界だって犬猫様の方が
家長のお父さんより偉いご家庭も少なからずある。社会関係の妙であると言えよう
傲慢で威圧的なパチュリーが、魔理沙の話題になったとてん言葉に詰まりテンパるように
「いつもの東方キャラを別視点から見る」面白さもあった。鈴奈や三月でも見られる技法である
霊夢さんや魔理沙、アリスと絡んでいる時には優秀だけど魯鈍でどこか間抜けなやられ役と
なることも少なくないパチュリー出るが、無力な一般外来人から見れば一分の隙もない、
怖いお姉さんである