同人STGシリーズ「東方project」の制作コンセプトは
「個人製作の同人作品であるからこそ、接客業であり顧客・大衆であるファンの意見に耳を傾け迎合する形で作品を発表しなければならない商業サブカル作品では出来ないことを原作者本位に表現する(参照:博麗神主発言録)」ことであり、
また「商業主義でSTGが成り立たなくなった」からこそその制作コンセプトを利用した作品のメインテーマである「オワコン化した過去の名作STGへの懐古オマージュ」を反映させる形で
作品自体の世界観(幻想郷)も「現世においては時代の流れや近代化によって失われたとされる妖怪や神、信仰といったものに代表される失われた事象、即ち『オワコン』化したものを隔離して保存した箱庭世界」というものであった。
東方projectの原作者であるZUNはこれらの制作コンセプトおよびそれに基づく作品のテーマ性を反映させて、
あらゆる事象をオワコン化させてきた近代大量消費社会の申し子ともいえる大企業・大手広告代理店メディアによって一般的に「主役補正に基づいたご都合主義展開に代表されるような優しい世界、
即ちユートピア的な架空空想世界を描写したサブカル作品を現実逃避目的で鑑賞している観客に迎合させ、
観客である消費者を甘やかして満足させること」を大前提に制作されている大衆迎合サブカル作品群への皮肉的アンチテーゼとして作品の世界観である幻想郷を単なるユートピアとはせず、
またキャラの性格や設定においても決して二次創作ネタを取り入れたりファンに迎合させることもしなかった上に
作品世界観の基幹である主役メインキャラ勢と幻想郷を更なる上位世界を設けることによって「退治される悪役」に貶めるといった現実主義的な表現で発表したことで
一般的なサブカル創作作品の大原則・鉄則である「主役補正・本位に基づいたご都合主義展開」を尽く否定したことに対して、
東方ファンの内からその東方projectの制作表現コンセプト・スタンスを理解しようとせず、
一般的なサブカルとの区別もせずにメアリー・スー的な大衆顧客意識から拒絶するものたち(通称:ゲッシャー)によって隔離された掲示板であったが、
年月の経過と共に元東方ファンの原住民がいなくなって過疎ってからは元より東方に否定的であった風潮に便乗してネットwatch板の東方アンチスレから多数の住民が移住したことにより、
ZUNや東方ファン(特に角川DMMからの圧力に屈さず東方に留まり続けた同人作家や絵師)への誹謗中傷や「東方警察」の存在の既成事実化を図るなどの憶測を装ったデマによるネガキャン、
艦これと敵対したとされた艦これらん豚や恒心へのアンチ活動といった東方アンチ憲兵活動を主旨とする東方アンチスレとなった。