ある日買い物をしていると、隣のレジで雲丹さんが大声で怒っており、自分の後ろに並んでいた人には半額のシールが貼ってあったのに、自分にはないことを怒っているようでした。
レジの人が半額シールは時間限定なので…と説明していましたが聞く耳持たず、「不公平やぁ、俺様のにも半額シール貼れやぁぁ!」とものすごい剣幕で店員さんに詰め寄っていました。
さすがに店員さんが可哀想だなぁと思っていると、雲丹さんの後ろに並んでいたパンさんが、「定価のものを買えないくらい、貧しいんですね。可哀想に…。そうだ、私のと交換してあげよましょう」と商品を差し出しました。
すると雲丹さんは、顔を真っ赤にして静かになりました。 そしてそのまま一言も発さず会計を終えて帰っていきました。
パンさんの機転に感動し、スカッとしました! (61歳/パート)