おさらいすると
設定は個人1人だったはずだ。
誰にも頼まれたわけでもない。単に「買う」という目的の動作だけ。

どうしてここまで認知が歪んでしまうのか。

大雑把に分けるとこうなる。
心理的に健康な人・・「私はトマトを買いに行く」

神経症・・「私はトマトを買いに行かなければならない」

人格障害・・「みんなはトマトを買いに行かなければならない」

精神病・・「みんなトマト?」

神経症→
すべての語尾に「〜すべき」「〜しなければならない」を付ける。

人格障害→
主語を「複数形」にして、語尾に「〜すべき」「〜しなければならない」を付ける。

精神病→
主語を「複数形」や「物」にして語尾に「?」を付ける。

これを実際にやってみるだけで体感的に認知のおかしさが分かる。

神経症の「自分の現実こそ唯一の現実」と他人に強迫してしまう特徴から、
人格障害の自他共に求めることが非現実的すぎていよいよ会話が難しくなる。
精神病になると「人」か「物」かすらも区別できないほどになる。

まとまりを統合できなくなるので「統合失調症」という。