約300年前の江戸時代、徳島藩領だった淡路島の由良(現在の洲本市南部)に住んでいた藩士の陶山(すやま)氏が、唐橙(唐柑とも)の種子を庭にまき、育った実のうち美味なものを選んで種をとり、育てたと伝えられている。

鳴門オレンジの旬は4月中旬から初夏。独特の香りや、ほろ苦さ、さわやかな風味が特徴である。