昨日、「帝国の逆襲」を見た。1話はつまらなかったのだけど、2話を見れば、人気の秘密がわかるかと思ったのだが、

 やはりどこがいいのか、理解できなかった。退屈で最後の15分を残して寝てしまった。
 
 結局、帝国のテロリスト掃討作戦で見つかった主人公たちが拠点を放棄して逃亡に成功というだけの筋でしょ。

 公開当時人気を博したのは特撮技術なのかな。
 これを今の視点から言ったら卑怯だけど、今見ると、こんなんで宇宙に行けるのって、感じの特撮技術だよね。戦隊シリーズのほうがましな感じがするくらい。

 ヒロインの姫を主人公と副主人公でとりあうという感じだけど、肝心の姫がヒステリックなおばさんなので、全然共感ができない。
 出演者が少ないみたいだし、俳優の人材が不足した上で作成した映画なのかな。

 ひひ星人の「うぉーうぉー」という声も耳障り。
 姫側の人材って、1種族1人とか決まっているのかな。ロボットもアンドロイドも星人も別の言語を使っていているのに意思疎通できているって、自動翻訳機能のAIでも脳に埋め込まれているとかの設定なのかW

 帝国の指揮官と主人公が親子だったというのも唐突だったし、帝国の軍隊を率いての戦いなのに、指揮官と兵士の一騎討ちの決戦って、笑ってしまう。
 まるで第三帝国のヒトラーがパルチザンのチトーと一騎討ちしているみたい。滑稽というか、子供だましの脚本だなと思った。
 そう言えば、逃走→修行→勝利って、ジャンプシステムの構成だね。

 だいたい主人公たちがなんで帝国と戦っているのかというか、帝国が悪ということがわからない。帝国の圧政で苦しんでいる民衆とか、そういうのが描かれていないからね。
 単に、帝国というだけで、悪ということになっているのかな。主人公側も姫がいるんだから、民主政治とはいえないのだろうけど、帝国は悪というアメリカイズムの映画ということかな。
 宇宙戦艦でヒトラーのイメージを敵側に設定したように、第三帝国のイメージを引きずって帝国=悪というイメージにしたのかな。すると、あの姫って、エリザベス2世のイメージ?