>>432

アイアンやキャスリーンが、作品や本を思慮深く読み具体的に理解せず、表面的で感情的に感じるだけだから、
Ep8は作者の力量が反映されて、話の構造(フィクション)を創作せず、情動的な場面を連続する感情的な作りなんだ。

まず細かいパーツで、洞窟の「先が分からない闇の中で、逸る心や怖れで思慮が足りすに闇落ちする隠者の話」などの、
「自分の心が無明(闇の洞窟)の中で堕ちない(耐えきらず悪行などに走らない)ために、正しい道(洞窟を光で照らす)を持つ」
古い古典があるが、

感情的に「恐怖とか恐れの情動」の展開に映画に取り入れても、込められた教訓が読めてないから、
「先が分からない戦争の中(無明)で、レイが逸る心で修行を止めて、経典を持ち出し独学(悪行)する」との
「思慮が通らない」で「情動の展開」で作品を描いたんだと思うよ。 

つまり物語としての構造(フイクション)が創作できてない。
また、これは全編に渡っても言える。

本当に3行で作品の構造(フイクション)を作り洗練すれば、作品のコンセプトがシンプルに伝わるが、
ただ思いつきのアイデアを次々に詰め込んで、本筋が消えて収拾がつかないことが無くなったり、
メロドラマになることを防ぐことができると言われるのにね。

多くの思いつかれたアイデアを洗練すれば、ルーカスや宮崎駿のように、人の心が分からないと批判されるけど。
感情的に情動の展開を排除すれば情動的に怒りを買うが、フイクションを3行に収めることができる。
八方美人で人が良くて評価されるより、創作では、大切なことなんだけどねw

しかも会議とかでアイデアを詰め込んだら、筋が3行でなくなり、もうメロドラマになる。
だから最初にコンセプトを決めて、その制限の中で、心を打つアイデアの力があるかを確かめて、
最後にアイデアを詰め込み過ぎでてコンセプトが失われてないか、過度に凝ってないか、
情動的にすぎて思慮が足りないことは無いか、などを確認するのが必要なのにね。

あと謎の詰め込み過ぎがSWフアンのサービスではない。
観客の期待するSWの本筋でのコンセプトが出来てからだよ。

芥川龍之介も、裏筋を分からくした「藪の中(=黒澤明の羅生門)」を創作しているが、
「邪宗門」という裏筋が途中でこんがらがり、未完に終わった作品もあるし、やりすぎだよねw