>>851
大人になってまで幼児的万能感に満ちた意識で生きている人間は自己愛性人格障害者そのもののようです。
そのような人間は人から愛を奪うことしかできません。
主観では自分の自我やエゴを敵視しながら、客観的にはエゴ全開で生きているというパラドックスが生じるのです。
自我を敵視していると、他者の自我まで敵視するようになります。
客観的には自分に甘く他人に厳しい人間になってしまうだけなのです。
自我やエゴは一般的にネガティブな意味で用いられることが多いので誤解を招きやすいのですが、自我やエゴは本来は「個としての意識」であり、敵視すべきものではありません。
自分自身が自我やエゴを上手に飼い慣らせるようになって初めて他者や社会と折り合いをつけることができるようになるのです。

ツイン概念の言うことを聞いていてはいつまで経っても人格は成熟できませんし、愛に生きることもできないでしょう。