>>87
…彼はぼんやり歩いていった
…実は、前にイブさんはどこに住んでんのかなあと、パソコンの地図で調べたことがあった それが記憶に残っていた
なんとか記憶を頼りに迷いつつ歩いて行くと、ついにその家の前に来た
あれ、俺何してんの? 熱に浮かされたようや
…これも、アダムの術かもしれんな、ヒートアップしてな、……
やばい! 中から人が出てきたぞ、うわっ!! 彼はあわてて隣の家の軒下に引っ込んだ
…それから、その人が郵便受けを見に来たので、先生はあわてて走り去った
角を曲がって冷や汗をふき、それから、また一目散に駅の方へ走って行った
ハア、ハア、俺、何してんのや、こんなバ○な事ってあるか?!!
ザイニンやあるまいし、逃げ隠れして、冗談やない、
見られてへんやろうナ、少なくとも顔は見られてへん、あれは誰やろう?
……ああ!! 恥ずかしい………、こんなことしてしまウなんて、やっぱり俺はどうかしとうるのや、ビョーキや………
がっくりうなだれて、帰って行きよった………
…とここまデ架空や思ウテ、結構ヤデ、

皆:…もう、どこがほんまでどこが作り話か、わからんわ、