彼らは草で足を切りけがをしながら息をひそめて進み、夜はすぐ逃げられるように、テントを張らず火もたかなかった
スタンレーは常にぶきを身近に置いておいた
ある早朝、案内人がもうウーハ人の村のそばを通りすぎたと言ったので、みんなは安心してジャングルから道に出て、にぎやかに話していた
ところがそれは間違いで、又ウーハ人の村に入ってしまった
スタンレーは思いきって強行突破することにし、村人が起きる頃なのでじゅうを持って隊のサイコウびからついていった
村の最後の家の前に来た時、中からウーハ人が飛び出し、大声で皆に知らせた
一行は急いでジャングルに飛び込み、奥深くに隠れてしのぎ、その後小さな川を越えてようやくウーハ人の領土から出た