>>451
わたしは最近、人との距離というものがあまり感じられなくなりました。
心の距離というものですが、
挨拶をするほど他人行儀で、自分と他者を区分けする感覚が起こらないんです。
挨拶というのは、他人が他人同士で争いを避けるために行う行為のようなもので、
つまり他人と自分の間に距離がなくなると、必然的に挨拶という行為は要らなくなるんです。
この感覚は、悟りを開いて自他の境があいまいになると、理解できるものです。
自分も他人も無いのなら、そこに挨拶など必要ないだろう、という感覚です。
そのためわたしは挨拶というものに、あまり重きを置いておらず、どうでもいいことのように思っています。
挨拶を重視する人間というのは、まだ社会的な儀式や習慣を重んじる人です。
まだ自他の境が明確で、エゴとエゴの挨拶を必要とする段階なのです。
そういう考えに最近はなっているんですが、まあこの考えはあまり受け入れられ難いかもしれません。
わたしも一応社会生活を営んでいますから、挨拶など必要ないと思っていますが、
ちゃんとマナーとしては守ってやっていますよ。