>>785
この後パウロにバトンタッチする予定ですが、1つつけ加える事を思い出しましたので、簡単に述べます

王子さまは出発の日、キツネに別れを告げますがするとキツネは、
「あぁ! おいらは泣いてしまいそうだよ」
と言います

これと同じシーンが、私の生まれる前の体験にあったので、書いてみます

…天界で5才になるまで神様(の分けみたま)に育てられた私は、兜率天に養子に行くことになっており、今の所を離れがたく、ぐずりもしましたがあきらめて行くことを決意しました
そして出発の前日のことです
ヨシュア様が白い衣姿で(16才位、天使的な顔で)やって来て、知り合いの名もない「お兄さん」として、別れを告げることになりました
私達は小さな白い宮殿の裏のテラスのふちに並んで腰かけ、広い裏庭にあたる白い草原と、遠くの山並みを見ていました…
(天界では全てが白いのですが、本来は愛の気の雲しかない所に、神様は、気で地球のような風景の一角を作っておかれました
未来に私が転生した時に、地球の景色になじみやすいようにです)

私とヨシュア様は言葉少なに会話をし、明日からはもう会えないのだと思うと、特に私は哀しい寂しい気持ちになっていました
一方のヨシュア様は、明日からも今度は秘かに四天王に変装して、兜率天で私の面倒を千数百年間見なければいけないので、さほど寂しくはなかったのでしょうが、
ただ未来に人間に生まれた私を、意地悪に特訓したりごウもンのように苦しめる役割が待っていたので、
それを思うととても憂鬱になるのだそうでした (近年、聞いた所では)