伊東先生のスクールで学ばせて頂いている者です。伊東先生の思考は知れば知るほど奥深くて、その理由を聞けばいつも感心させられてしまうのですが、

伊東先生は医療者を嫌っているというよりも、人が人と向かい合う時には本当は自分の誠心誠意をもって真摯に向かい合うべきなのに、

患者をまるでロボットのようにしか見られなくなってしまっている医療者、それはすなわち医療者自身が自分を失くしてしまっているということなわけですが、

そんな医療者の現状を伊東先生は憂い、彼らに人間としての気づきを与えようとして訴えておられるのだと思います。

病気は心身の内部からのサインなわけで、人がその中身を解析してもらいに行くのは医療者のもとなので、

そんな立場にある医療者には、もっと責任とプライドをもって、病気の意味を知り、生身の人間として一人一人に向かい合わなければならないと、医療者に向けて講義をされているのだと思います。

伊東先生が長年されてきた講義活動の本質は、いずれも人間の尊厳を訴える草の根運動です。

その根本は人間愛であり、その励ましは患者側、医療者の両者に対して向けられています。

多くの医療者はその励ましを真面目から受け止めるのですが、中には勘違いして、それを違うように受け止めてしまう医療者もいるようです。

この批判書き込みをしている人も、もしかしたらそうのかなと感じさせられる節があります。これはあくまでも私の勘ですので悪しからず。

ですが、もしそうなら、いったん冷静になって振り返えられるのがいいのではないかと思います。

勘違いが憎しみを生んでいるのだとしたら、それは愚かですから。

接骨院の先生にインタビューしている方は、そうです。接骨院の先生と同じ福岡に住んでおられる歯科医師です。お二人は福岡のセミナーで一緒に勉強されていた間柄でした。

この動画では、お二人は2017年9月のブラジルセミナーの話しをされていることから、撮影日は2018年、つまり接骨院の先生がお亡くなりになられる3ヶ月前の動画ということで間違いありません。

接骨院の先生がお亡くなりになられる直前まで伊東先生を慕っていたことは、動画をご覧になられれば一目瞭然です。