そうなんだよ!
伊東さんは大村先生がOリングテストを紹介するよりも何年も前からセミナーをやっていた。
うちの弟子もそのセミナーに参加したことで、それまでとは全く違う治療法が行えるようになった。
その後紹介されたOリングテストは、私はあまり薦めなかった。
伊東さんが医療の世界に入ってきた理由を知っていたから。
彼の姪御さんが知的障害で生まれ、それをなんとかしたいという思いで医療の世界に入ったそうだ。
彼は在日韓国人で、親戚は韓国で総合病院を経営し、家族の殆どが医者だそうだ。
また、日本にいる甥っ子複数も国立大学の医者だそうだ。
彼自身はそんな現代医学で良くならない姪が相手だから、現代医学に頼らず独自に取り組むことにしたんだ。
だから彼のキネシオロジーの応用も独創的だった。
哲学がベースだった。
私も何度か話を聞いたことがあるが、一般の医療者と違って、生身で人生を生き抜いてきた人であり、そんなことが人生哲学となり、それ等を生かして独自なキネシオロジーを行なっていた。
日本で最初に「筋肉反射検査」とう言葉を使ったのは伊東さんだよ。
1987年に『筋肉反射応用治療学』を出版している。
それよりも先に1983年に『治療家のための筋肉応用治療学アプライドキネシオロジー』を出版している。
Oリングはその間の年に日本で紹介された。
知っておいた方がいいと思うよ。