基本EO的宇宙論に共鳴する身としてあえて反EO派の意見も読んでみようと漁ってみたが
EOへのアンチテーゼとして出てくるのがカビの生えた天皇崇拝思想しかないとはね

天皇でもイエスでもまあ誰でもいいけど、結局そういうのを拝める心理の背景にあるのは
死への恐怖の裏返しでしょ

そもそも辛いから自殺した人がいてそれで自殺の無限ループに陥るような輪廻転生を黙認
している神様を善とは到底いえないだろう

そのような試練を課し成長ゲームや高次・愛を求めること自体が単なる強制力による
不条理に他ならない

EO流に言うなれば高次の最頂点にたどり着き愛や霊格を極限まで極めてじゃあそこからどうなるのか?だ

結局アンチEOは宇宙そのものの存在意義を根本から問いただしたことがないのだろうな
尊い神様やそれに連なる天皇様を拝めるではなくそもそもその神様自身や神様の作った世界の意義そのものを
問いただしてはじめて根本を思考するということになるんだよ

天皇崇拝思想の裏にあるのは結局は自分の死や苦を紛らわせたいという本心だろう
そのための防御装置としての箱庭に日本賛美や愛国心もある

神道的世界観もまた己の抱える死や苦への不安を和らげるための道具に過ぎない
だけど死の不安を紛らわせるために神や天皇を拝める世界よりそもそもそんなこと
しなくても良い世界のほうがより理想的と言えるだろう

少なくとも俺はEO理論をそう解釈しているので神の存在を否定はしないが
神への崇拝が必要とされる世界そのものを歪に感じる

もちろん信じたい人は信じればいいけどね