>>54
お詳しいですね!
パーリ語経典の「増支部経典」によると
期待して布施をすると死後、天の神々の仲間に生まれるが
その業が尽きるとまた輪廻の世界に戻ってしまうのだと。
ただ自分の心を美しく整える為に布施をする人は、その業が尽きても
後戻りしない者となって、再び迷いの世界には生まれることがない。

随分と差がありますよね!
とはいえ、いきなり我々凡人が無意識レベルで
善行を出来る様にはならないでしょうから一歩一歩
ステップアップしていけば良いと思います。
仏教的にいうと「熏習(くんじゅう)」、心理学的には「無意識的有能」
つまりは習慣化ですね!

陰しつ録は「運命改善の為の家伝マニュアル=実用書」として
子供の為に書き残されたものです。実利主義のお国柄ですからね。
私個人も、まずはそれなりに幸せになってから(物心共に満たされてから)
上を目指した方がバランスが良いと思います。自利利他円満ですね。

>功徳を意識した利他行についてスッぱ抜いて余りよく書いていない仏教経典もあるんですよ
道元様あたりは手厳しく言われていますねw
「布施とは不貪なり!!」かなりストイックな御方ですよね。
ちなみに54さんが読まれたのは何という経典ですか?
もし覚えておられたら教えてくださいm(__)m