>>522
何も変わろうと しなくていいんです。
そのままのあなたでいてください。
けして何かになろうとしないでください。
ただ 真我で在ってください。
思考を静めて自我を静め 内的な静寂を保ち
純粋な意識を感じていてください。
その純粋な意識は 神そのものの意識です。
それが利他心であり 隣人愛であり 奉仕です。

その純粋な意識に目覚めていてください。
ただそれだけでいてください。それだけでいいのです。

それ以外すべきことは何もないんです。
利他的になろう 隣人愛をもとう 奉仕をしよう
そのような思いは自我から生まれます。
自我から生まれるものには必ず苦痛が生じます。
そしてけして変わることはありません。
もがき続ける結末が目に見えています。
そして最終的に 自我そのものを疑問視し 自我を消し 真我意識に目覚めます。
利他的になろうとせず
隣人愛も持とうとせず
奉仕もせず
それらあらゆる信念や理想を棄てたとき、
あなたの求めていたものは すでにそこにあったことに気づきます。
すべてをすてたとき すべてを手に入れるのです。
あなたが求めている理想的人格 利他的で奉仕的で隣人愛のある人格。
それは実は人格を捨てたときに、現れてくる魂の本質なのです。
どうすれば人格を捨てることができるのか
瞑想によってしかありません。
瞑想によって自我を消していけば しだいにあなたの魂は目覚めます。
そのときわかります。
自分とは純粋な意識そのものだった。
それは利他的であり 奉仕的であり 慈悲そのものだった と。
それらに なろうと思ってなるものではありません。
それらは元々あなたの本質なのです。
その本質が自我の汚れによって見えなくなっているだけです。
自我を消せば その本質はあらわれてきます。
それには瞑想がいいですよ と少し先を行く人間からのアドバイスでした。