ラシャ(ポルトガル語:raxa、「ラサ(産)の」の意。)とは、毛織物の一種。
織物組織は平織、綾織、繻子織などで、密に織ったものを十分縮絨(しゅくじゅう)させたのち、毛羽(けば)の先端を剪毛して仕上げる。
このため表地からは組織の織目は見えない。
12世紀ころセルビアの首都ラサで産したため、この名称で呼ばれ、南蛮貿易により日本へ渡来した。
名称も当時のポルトガル語名称に由来する外来語であり、表記も音を漢字で表した「羅紗」を用いる場合もある。
「羅」も「紗」も絹織物に関連する意味を持つ漢字だが、羅紗自体は絹製品ではなくウール製品である。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%A3

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