セリシン(Sericin)は、カイコ(Bombyx mori)が絹の生産の際に作るタンパク質である。
カイコが作る絹は、主にセリシンとフィブロインという2つのタンパク質で構成されている。
フィブロインが絹の構造の中心にあり、
セリシンは繊維の周りを粘着質で覆い、繊維同士がくっつきやすくしている。
絹のセリシンは、3500年以上前から、富裕層が髪や皮膚を若返らせるために用いてきた。
セリシンの化学組成は、C30H40N10O16である。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%B3