ルーミー 愛の詩より

善いとか悪いとか
そんな観念を超えた場所がある
そこであなたと出会う

その芝生に魂が横たわるとき
世界は言葉では語り尽くせない
観念も言葉もどんな名言も
何の意味もなさない

この瞬間
この愛が
私のもとへ安らぎに来る

ひとつの
存在のなかに
多くの存在が訪れる

ひと粒の麦のなかに
千束の干草
針の目の内側に星々が輝く夜