私は異次元の中で太陽さんの手を握っていた時、天からの声に素直に従っただけだよ。
「(太陽さんに)頭を下げなさい」
私はそれに従い頭を下げた。
そして心の中で「大丈夫、ちゃんと見てるから。もう行ってください。みんな待ってますから」と念じた。

それから太陽さんは私の手を離し、ゆっくりと歩き始めた。
太陽さんが動き始めると同時に時間が元のように流れ始めた。