シルバーバーチやホワイトイーグルは、取り越し苦労や心配、恐怖は、わたしたちにとって敵だと言っています。

しかし、仕事というのは、リスクの回避=取り越し苦労の連続でした。
情報収集→分析→仮説→計画→実施→検証→評価
のサイクルで仕事は通常やっていきます。

とくに、仮説段階ではいくつもシミュレーションして、最悪の事態も想定=取り越し苦労をしながら、仕事は行っていきます。なので、忙しさに加えて、責任感やストレスに押し潰されまいと、さらに働くことになります。

わたしがそうでした。几帳面で真面目で責任感が強いほど仕事に追い込まれます。
しかし、本来勤勉さは美徳ですが、それがストレスになり心身に取り越し苦労という神様の摂理違反に繋がることになります。

わたしは沢山の摂理違反者でした。毎日、朝起きてすぐ、頭のなかで仕事のシミュレーションして、話す言葉や論理のチェックをなんども、トイレのなかでも繰り返します。取り越し苦労の連続です。

やはり、ここに、霊的真理の普及の意味があります。霊的試練を身に付ければ、大きな失敗や損失もまた、学びであることがわかり、達観して仕事に余裕ができます。

また、世のため人のためという、隣人愛の動機に内面が溢れていれば、取り越し苦労や不安に心を占拠されることなく、悠々と満足感のなか働くことが出来るでしょう。人類への奉仕の気持ちほど、強いものはないからです。

シルバーバーチの隣人愛と奉仕が大事というのは、このことです。そうじや家事からビッグビジネスまで、どんな小さな仕事も隣人愛の奉仕、世のため人のための自覚があれば、同等の崇高なものになりうるのです。

わたしが難病になったのは、ストレスが原因でもあります。やはり、霊的真理の隣人愛と他人様の苦しみを知る慈悲心や強い忍耐を学ぶためなのだと思われます。

霊的真理こそ、すべてのネガティブな想念を取り払い、隣人愛と奉仕の本当の幸せへの道なのです。